あなたは間違った顎ニキビ口周りニキビの治し方をしていませんか?

顎ニキビを繰り返しその度に色々なケアを行っても治らない場合、顎ニキビの治し方が間違っているのではないかと誰もが感じるているはずですが、悪い治し方の原因がどこにあるのか分からないと、結局また顎ニキビを繰り返してしまう事になります。

顎ニキビが治らないと、その治し方を考えるより先に「顎ニキビのケア用品が自分に合わない」「顎ニキビケア用品に効果がない」と考え、顎ニキビに良い他のケア用品を使ってみたり、顎ニキビに良い食事やホルモンバランスまたは漢方薬などに治し方の視点を変えて見ようと考えるはずで、顎ニキビの治し方のどこが悪かったのか考える人は少ないはずです。 

顎ニキビの間違った治し方を指摘するイラスト 



では顎ニキビが治らない人に多い治し方とは、どんな治し方なのでしょうか。

それは簡単な事で、あなたに合っていない顎ニキビの治し方をしているという単純な話です。

顎ニキビの治し方が自分に合っていないから、他のケア用品に変えたり顔に塗る顎ニキビケア用品ではなく、体の内部からケアする治し方に変えるのではと考えがちですが、その前にもう一つ考えるべき原因があります。

例えば、顎ニキビと関係なく美白や美肌の為に日常使っている化粧品の場合は、あまり効果が無かったり、顔に塗った時の使用感から自分の肌に合っていないと言う事はすぐわかるはずで、その判断基準は自分の肌への浸透具合を目安にしている事も多いはずで、その時に自分の肌の具合はこうだから次はこう言う物をと自然に考えているはずです。

では顎ニキビがなかなか治らないので治し方をやケア用品を変えようと思った時、自分の肌はこうだから次はこう言う物にしようと考えた事があるでしょうか。

もし考えた事があるとしても、それは敏感肌や乾燥肌でも使えるかどうかという程度なはずです。

つまり化粧水などの化粧品なら自分の肌質に合った化粧品を使用するが、顎ニキビを治す場合は自分の肌質より各メーカー毎の治し方や効果にばかり目が行っている人が多いと言う事です。

顎ニキビの治し方は自分の肌質も考える事が重要


顎ニキビなどの大人ニキビの治し方で最も重要な事は保湿で、保湿の重要性についてはこれまでも他のページで取り上げてきました。

顎ニキビの原因と30代になってもニキビの再発を繰り返す女性

市販品で顎ニキビを治すにはいかに保湿するかと言う事に限りますが、保湿する為には肌に様々な有効成分を浸透させる必要があります。

しかし自分の肌に合っていないケア用品を使えば浸透しずらくなる事は、普通の化粧水を使っている時の経験からわかるはずです。

そうなると顎ニキビの間違った治し方の原因は、「自分の肌質にあった顎ニキビの治し方をしていない」と言う事になります。

そもそも顎ニキビ等の大人ニキビと、思春期に口周りにできる顎ニキビは発生する原因こそ若干の違いはあるものの、できたニキビは同じニキビなので、例えば大人ニキビと思春期ニキビでケア用品を変える事より、自分の肌質に合ったニキビ用品を選ぶ方が大事になってきます。

これは日常的に化粧をしている女性なら誰もが無意識で感じているはずですが、なぜその様な考えにならないかと言うと、化粧品と違い顎ニキビのケア用品には肌質により区別した製品が少なく「◯ヶ月で治りました」「顎ニキビを治しながら美白になれます」「肌の奥まで浸透します」という宣伝文句でわかる様に、乾燥肌も油ギッシュなオイリー肌も同じ扱いになっているからです。

自分の肌質を正確に知っていますか


では自分の肌質がどの様な状態にあるのか正確に知っている人はどの位いるでしょうか。

バランスの良い肌とは水分が豊富なだけでなく、多少の脂分がある状態です。

皮脂が多く油ギッシュの脂性肌だと赤ニキビが出来やすく、成長期でホルモンの分泌も多い思春期ニキビでは皮脂が多くなるので赤ニキビが多く、その逆に乾燥肌になりがちな大人ニキビは白ニキビから始まるのですが、どちらも毛穴が塞がってしまう事が原因になるので、保湿ケアにより肌のターンオーバーを正しく進める事が重要になります。

肌のターンオーバーの仕組み


しかし自分の肌質を知らないでやみくもに保湿にこだわってもダメで、保湿の為のオイルや濃厚なクリーム等は毛穴を詰まらせる原因にもなりますし、顔が脂っぽいので皮脂や汚れを落とそうと洗顔をし過ぎると肌のバリア機能を低下させる原因にもなり、オイリーな脂性肌だと思い洗顔後の保湿ケアを怠るのもいけません。

水と油は反発しあうので脂分が多いオイリー肌に、水分に溶けやすい水溶性のケア用品を使うのはどうかと言う事を考えて見ればわかります。

そこで肌質について詳しく見ると、乾燥肌やオイリーな脂性肌の他にも混合肌という種類があります。

混合肌とは、乾燥肌と脂多めのオイリー肌となっている部分が同じ皮膚上にある状態ですが、この混合肌にも更に種類があり、額・鼻・顎のTゾーンは脂でベタついているが頬は普通肌というパターンと、乾燥肌により肌が皮脂を過剰に出す事により、額、鼻、口周り、顎などのTゾーンはベタついているが目の周りや頬は乾燥肌の状態というパターンです。

もともとTゾーン(額・鼻・口周り・顎)がオイリー肌なのか、乾燥により皮膚が肌を守ろうと皮脂を過剰に出しTゾーンのみがオイリー肌になっているかの違いですが、Tゾーンが皮脂でベタベタしていてもその原因はオイリー肌の場合もあるし乾燥肌の場合もあると言う事なので、ここを間違えると顎ニキビのケア方法も間違う可能性が大きくなるのです。

>>簡単肌質チェック 

正しい顎ニキビの治し方


では実際に顎ニキビや口周りのニキビはどの様な治し方をすれば良いのでしょうか。

それは理想を言えば次の様になります。

  1. 化粧をしている場合は顎ニキビに適したクレンジングでしっかり落とす。 
  2. 顎ニキビに有効な成分入りの洗顔剤でしっかりと言うより丁寧に洗顔する。
  3. 肌質にあった顎ニキビに適した化粧水で肌を整える。
  4. 顎ニキビに適した保湿剤で肌質にあった保湿ケアを行う


肌を整える化粧水は、ニキビケアに必須の炎症を抑える「グリチルリチン酸ジカリウム」が配合されたものを押えておくべきで、自分の肌がオイリー肌系か乾燥肌系かによって使い分ける必要があり、化粧水使用後にしっとりとした感じだと効果がありそうに感じますが、オイリー系の肌だと皮脂による汚れや毛穴の詰まりを取り除く事に力を入れた方が良い場合があります。

また保湿剤も同様に肌質に合った物を使用するべきで、保湿は顎ニキビに関して重要なケアになりますが、肌への浸透性を考える前に肌質にあっているかどうかを考える事も大事な事です。

実はオイリー肌なのに乾燥肌向きのケアを行ったり、その逆に実は乾燥肌なのにオイリー肌のケアを行っても逆効果で、自分の肌質を細かく知っておくのは顎ニキビの正しい治し方を行う上で重要で、間違った顎ニキビの治し方を繰り返していると、いつまでたっても顎ニキビを繰り返す原因にもなります。

鼻に脂がよく浮くのでオイリー肌と決めつけるのは早いのです。

大人であろうが思春期の若者であろうが口周りにできる顎ニキビがなかなか治らない人は、自分の肌質をもう一度確認して見てはどうでしょうか。

ひょっとするとあなたの顎ニキビの治し方の間違いは単純な事かも知れませんし、肌質にあったニキビケアを行う事が顎ニキビを早く治す近道になる事があります。

顎ニキビを早く治す為に乾燥肌・脂性肌・混合肌の3つの肌質別にケアを行う方法は、考えて見れば理屈にあっていて、顎ニキビがすぐできる、ずっと治らない、全然治らない、繰り返し出来るという人は考えてみるべきで、顎ニキビのケアは保湿を強化する事になりますから、肌質にあったケアを行うことでより良い美容効果も期待出来ます。

≫肌質別にできるニキビケア